合格体験記第2弾、2回生OLの町野友哉に、勉強のコツなどを聞きました!
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町野友哉
プロフィール:岐阜県立大垣北高等学校出身。高校時代は野球部で、ポジションはファースト。高校時代から194cm85kgという恵まれた体格で、3年生時はチームの岐阜大会ベスト8に貢献した。2015年春、京都大学工学部に現役合格した。
――野球からアメフトに転向しようと思ったのはなぜですか?
ギャングスターズの整った環境に魅力を感じたからです。それと、僕の大きな身体を活かせるのは、野球よりもアメフトの方かなと思ったからです。
――部活をしている間の勉強法は?
部活をしている間は自分で勉強できる時間があまりなかったので、普段の授業をしっかり受けていました。理解できないことや疑問があれば、その日のうちに先生や友達に質問して解決し、分からないことを残さないというのを意識していました。また、部活後でどんなに疲れていても、毎日机に向かうということも意識していました。10分でもいいので毎日やることで勉強するルーティーンもできますし、そこで基礎を固めておいたことが部活を引退したあとの成績の伸びにもつながったと思います。
――部活引退後の勉強方法は?
基礎的な問題集を解いて基礎を固めることを重点的にやっていました。過去問は問題の形式に慣れるためにやるもので、過去問よりも基礎知識の方が重要なので、まずは焦らず基礎を固めてください。
――短い勉強時間の中で、意識していたことを教えてください。
スケジューリングと切り替えです。自分の現状・弱点をしっかりと分析して、それを元に毎日その日の勉強スケジュールを細かく具体的に立て、勉強するときはしっかり集中し、その時間が終わったら切り替えて遊ぶという風に生活していました。特にスケジュールは、立てるのと立てないのとでその日の勉強の質が大きく変わるので、ぜひ立てることをお勧めします。
――受験勉強で、部活の経験が活きたことはありますか?
根性ですかね。勉強はスポーツと違って体力をあまり使わない分、精神力が大きくモノを言います。部活で鍛えた根性がなければ、きっと途中で投げ出して、京大には合格していなかったと思います。また、集中力や考える力も受験勉強に活きていたと感じます。
――塾には行っていましたか?
行っていませんでした。塾で言われたことをただやるだけでは絶対に伸びないと思っていたので、自分で勉強していました。ただ、塾は受験のノウハウをかなり持っているので、自分で考えるということは前提の上で塾を利用するのもありだと思います。
――勉強する上で大切なことは何ですか?
自分で考えて勉強するということです。人に言われた通り作業するだけでは絶対に身に付きません。自分で考えて試行錯誤したことだけが身に付くので、頑張って何度も壁にぶち当たってみてください。また、ストレスを溜めないようにすることも大切なので、適度に息抜きもしましょう。
――高校生へのメッセージをお願いします。
模試などの判定が悪くても諦めないでください。僕も夏の模試でE、秋の模試でD判定でしたが、そこから伸ばすことができました。特に現役生は秋以降でいくらでも伸びるので、目標をしっかり持ち、自分を信じて頑張ってください。