チーム理念

目的と目標リーダーとは勇猛果敢、不撓不屈スポーツの教育的価値の限界成長=体験×気づく力最後に
  • 我々は存在目的を
    「社会に積極的に貢献するリーダーの輩出」
    と定義している。

    カレッジスポーツは人間性を鍛える場であるということは疑う余地がない。
    また、弊部の部員はほとんどが京都大学の学生であるが、国立大学の学生は国民から税金という形で多くの投資をしてもらっている。国立大学の学生一人に対する国庫負担金は平均で216万円とされているが、とある試算によると京都大学の場合は学生一人当たり1,000万円以上であるとのこと。
    将来社会のために役立つことを期待して国民から投資をされている以上、それに応える義務があると考える。
    その中でもこれからの社会を引っ張るリーダーを育成することが最重要課題であると考える。
    この目的を達成するための手段が「日本一になる」という目標である。
    このチームは、日本一になるということを真剣に目指すプロセスを通じて部員たちが社会に積極的に貢献する人間に 変わっていくという環境であり続けなければならないと考えている。
    だからとことん「勝つ」ということにはこだわる。
    しかし、ただただ勝っても部員たちの人間的な成長が伴わなければ意味がないということはしっかり認識しておかねばならない。

  • 改めてリーダーの力が必要とされ、
    リーダーの力量が大きく問われる。

    リーダーの役割は、読んで字のごとく先頭に立って見えない未来を切り開き、仲間を導く(リードする)ことである。先行き不安であればあるほど、リーダーの存在は大きくなり、力量が問われることとなる。リーダーとマネージャーの違いについてはよく世の中で言われる事であるが、マネージャーは管理する人であり現状をより効率的に効果的に機能させる人である。リーダーは現状にとらわれず打破し、新しい状況、価値観を作り出す人だと考えている。日本では、明治の初期や戦後焼け野原から復興したころには優秀なリーダーがたくさんいたのだと思われる。

    戦後からこれまで日本は高度成長というある一定の方向性が決まっていた。(その後空白の20年は惰性で進んできたと言える。)これからは、人口減少・産業の減退・世界の中での立ち位置の低下などこの60年の延長戦では想像もできない社会に なっていくと思われる。世界もまた、新興国の台頭によるパワーバランスの大きな変化、食糧問題、情報社会の発達による 本格的なボーダレス化など新たな局面を迎えると言われている。世界も日本もこれまでの価値観が通用しない、まったく新しい時代が始まろうとしており、改めてリーダーが必要とされ、リーダーの力量が大きく問われることとなる。

  • では、リーダーには
    どのような素質が必要であるのか?

    リーダーには多くの資質が必要だと言われているが、その中でも私は「勇気」と「不撓不屈の精神」が最も重要であると考えている。世の中の諸問題には決められた正解など存在しない。様々な不確定要素が入り混じり、どれだけ分析しても失敗するリスクが0になることはまずない。そんな中で状況を見極め、リスクがあることを認識した上で決断しなければならない。これは簡単なことではない。自分についてくる仲間の運命を預からなければならないのである。確実性のない自分の決断一つで、自分だけでなく仲間の人生が大きく狂ってしまうこともあるだろう。それでもリーダーは決断し行動しなければならない。その時求められるのが一歩を踏み出す「勇気」である。困難に挑戦する勇気、変化を恐れぬ勇気、失敗を恐れず決断する勇気である。また、見えない道を突き進むとき、全ての決断や行動が成功するとは限らない。むしろ失敗の方が多いだろう。その都度へこたれていてはリーダーは務まらない。何度打ちのめされても立ち上がる不撓不屈の精神はリーダーにとって 必須の資質であると考える。この勇気と不撓不屈の精神さえあれば、リーダーとしての他の資質は経験の中で身につけることが出来ると考える。何かに挑戦し、決断して行動し続けることで、成功体験や失敗体験など様々な体験を多く積むこととなる。挑戦をし続けることができれば、そこから気づきを得て成長することができるのである。

  • とことん「日本一」にこだわる。

    リーダーになる素養を身につける場として、スポーツはちょうど良いのではないかと考える。なぜならスポーツはたかがスポーツだからである。国家の運営や企業経営となれば、多くの人命や生活がかかってくる。また、武術の世界では自分の命がかかっている。成功や失敗の体験から多くを学べばいいと言っても、授業料としては高すぎるであろう。そういう意味では、スポーツは命も生活も失うものではない。ある意味で自分や仲間の運命を背負って決断を下すことが多くある。成功や失敗から様々なことを学ぶ機会が多いのである。

    だからこそスポーツは本気で勝敗にこだわって取り組まなければ意味がないのである。昨今のスポーツを取り巻く状況をみると、スポーツで成功した手法や心構えが経営でも活かせるように持ち上げられたり、 成功したスポーツの指導者がもてはやされるが、そもそも決断を下すときに背負っている重みが違うので、同じものとして捉えることには違和感を覚える。スポーツはあくまで遊びであって、あくまで疑似体験の場であり、どこまでいっても人間教育の場として限界があることをスポーツの指導者はしっかり認識しておかねばならない。もしスポーツだけで人間教育が完成するなら、オリンピックに出たトップアスリートは皆社会のリーダーになっているべきであるが現状は違う。真のリーダーになるには、社会に出てから本当の意味で命がけ、仲間の運命をかけた体験を繰り返し成長しなければならない。我々も「社会に積極的に貢献するリーダーの輩出」を目的と掲げているが、正確には「社会に積極的に貢献するリーダーとなる素養をもった人材を輩出する」ことが限界であると思っている。「リーダーになる修行の入口に立つところまで」である。しかし、現在の日本においては修行の入口に立つことだけでも大変重要なことだと思っている。大半の人が「なるべく山や谷をさけ、平坦な困ったことのない、そこそこの人生を生きたい」と思っているからである。「自分を鍛える修行をしよう」と思う人はほんの一握りである。スポーツは疑似体験だからこそ本気で取り組まなければならず、我々はとことん「日本一」にこだわるのである。

  • 常識を打ち破り、
    新しい道を切り開くことが求められる。

    人間的な成長は、「何を体験するか?」と、「そこから何を気づけるか?」に大きく影響を受けると考えている。多様な体験を数多くする人はやはり成長していく。その体験が失敗体験でも成功体験でもかまわない。とにかく多様なことを体を通じて経験することが重要である。また、同じ体験をしても、そこから感じ取ることは人によって違う。感性の鋭い人は多くのことに気づき成長スピードが速いが、鈍感な人は何も気づかず、いつまでたっても同じ失敗を繰り返す。
    そういう意味で弊部では様々な体験を積むことを意識しており、また体験を通じて感じ取ることを大事にしている。その体験の中でも一番大事なことは、日本一という目標に本気で取り組む体験である。弊部はスポーツ推薦制度がなく、毎年経験者が30~40人も入ってくる強豪私立とは人材面で比べ物にならないほど劣っている。私立大学では当たり前になっているプロコーチや専用グラウンドも存在しない。常識的には我々が日本一になることは「無理」だと考えてしまいそうであるが、この困難な状況に挑戦する体験こそがリーダー育成においては最も重要なことだと考えている。リーダーには、常識を打ち破り新しい道を切り開くことが求められるからである。この日本一を目指す中で、自ら考え決断し皆を巻き込んで行動する場面が多く出てくる。特に最上級生の4回生にはなるべく多くの決断の機会を与えたいと思っている。さらには、多様な人や環境に触れる体験を多く持つことも意識している。また海外で活躍する社会人に講演をお願いしたり、ボランティアに参加させてもらうことなど、全て成長に繋がる経験であり、積極的に外部の世界とも接触する機会をもつようにしている。その中でも武術の達人である宇城先生に学ばせて頂くことは大きな体験であると考えている。

  • 成長という喜びの多い、学生生活が待っている。

    高校生や京大生の中で、
    「俺は皆の運命を担う人物になりたい」
    「何をしたいかわからないが、とにかく社会にでて活躍したい」
    「自分を成長させたい」と考えているなら、
    是非京都大学アメリカンフットボール部の門を叩いてほしい。

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