立命戦1_

記:西河亮輔(昨年度4回生、現フレッシュマンコーチ)

11月8日15時キンチョウスタジアムにて、2014年関西学生リーグ第6節が行われた。対戦相手は立命館大学。相手はここまで5戦全勝。昨年13年ぶりの勝利を収めた相手とはいえ、ここまで1勝4敗の我々はチャレンジャーとして京大のフットボールを取り戻すこと、ただそれだけを念頭に戦った。

試合展開は以下の通りである。

**************************************************************

第1Q、試合は立命のキックオフでスタートした。京大の最初のドライブは自陣30yds付近からスタート。ファーストプレーでQB#88佐々木のパスがヒットし、あっさりファーストダウンを更新する。しかしその後はオフェンスが続かず攻守交代。京大ディフェンスはパスを決められファーストダウンを更新されるも、続く立命オフェンスのランをしっかり止めて立命オフェンスをパントに追い込む。その後の攻撃でQB#17林田の投じたパスを立命LB#56浦野がインターセプト。そのままエンドゾーンまで持ち込まれ、立命が先制(0-7)。その後の京大オフェンスはRB#20鈴木がボールをファンブルし攻守交代するが、ディフェンスが踏ん張り立命オフェンスをパントに追い込む。その後両チーム得点はなく、第1Q終了。

第2Q、自陣39ydsから始まった立命の攻撃は、ランを中心にゴール前24ydsまで攻め込みFGトライを成功させる(0-10)。さらに残り4分、敵陣20ydsから始まる立命の攻撃をタッチダウンに繋げられる(0-17)。その後両チーム得点はなく、前半終了。

**************************************************************

後半は京大のキックオフでスタート。立命のファーストドライブでQB#4前田からWR#11猪熊への約45ydsパスが決まりゴール前まで攻め込まれ、最後はランで押し込まれタッチダウンを許す(0-24)。京大の後半1回目のドライブは自陣約28ydsから始まる。しかし、このドライブの3プレー目、林田の投じたパスを立命LB#44山本がインターセプト。ゴール前6ydsまでリターンされる。続く立命の攻撃で#4前田のスクランブルによりタッチダウンを許す(0-31)。自陣30ydsから始まった京大オフェンスは林田がWR#80竹内、WR#82白根へパスを投げ分け、敵陣45ydsまで攻め込むも立命DB#19荒木にインターセプトを許し攻守交代。そのまま第3Q終了。

第4Q、2プレー目、立命P#81宇治野の蹴ったパントをWR#8大工がファンブル。ボールを立命がリカバーし、自陣35yds付近から立命の攻撃が始まる。立命はこの攻撃をFGトライに繋げるが失敗し得点ならず。その後自陣20ydsから始まった京大の攻撃は、林田、佐々木から代わるがわる投じられるパスがテンポよく決まり最後は林田から白根へのふわりと浮かせたパスが決まりタッチダウン(7-31)。その後、敵陣約25ydsから始まった立命の攻撃をRB#39田中の65ydsランによってタッチダウンに繋げられる(7-38)。京大のラストドライブはゴール前3ydsまで攻め込むもタッチダウンならず、そのまま試合終了(7-38)。

**************************************************************

結果を見れば7対38。京大の完敗である。昨年の借りを返された形となった。また、結果だけでなく自分たちは前節関学戦で垣間見えた京大のフットボールを体現できたのだろうか。

次節関大戦、我々の状況は変わらない。京大のフットボールを取り戻すべく練習に取り組み、王子スタジアムでは激しくしつこい京大のフットボールで勝利を目指しますので、応援よろしくお願いいたします。